お風呂掃除って、毎日やるのは大変ですよね。でも、ピカピカなお風呂でリラックスしたいもの。
そんなときにおすすめなのが「重曹スプレー」です。環境にも優しく、安心して使えるのが嬉しいポイント。
でも、使えない素材があったり、注意点もあるんです。正しく使えば、お風呂掃除がぐっとラクになりますよ!
この記事では、重曹スプレーの作り方から使い方、注意点まで、わかりやすくお伝えしますね。
この記事を読むとわかること
- 重曹スプレーがお風呂掃除に適している理由
- 効果的な使い方と汚れ別の掃除方法
- 重曹スプレーが使えない場所と注意点
簡単!重曹スプレーの作り方
お風呂掃除に役立つ重曹スプレーは、簡単に手作りできます。
材料はシンプルで、すぐに試せるのが魅力です。
基本のレシピ・作り方・アレンジ方法・保存のポイントまで、しっかり解説していきますね!
基本の重曹スプレーのレシピ
まずは、お風呂掃除用の基本の重曹スプレーを作りましょう。
重曹は水に溶けにくい性質があるので、しっかり混ぜることがポイントですよ!
必要な材料
- 重曹:大さじ3(約30g)
- ぬるま湯:500ml(40℃くらいがベスト)
- スプレーボトル(しっかり洗ったもの)
- 計量スプーン
- 漏斗(あれば便利!)
作り方(3ステップで簡単!)
- 計量スプーンで重曹大さじ3を用意します。
- ぬるま湯500mlに重曹を入れ、スプーンやマドラーでよくかき混ぜる。
- 漏斗を使ってスプレーボトルに移し、しっかりキャップを閉めれば完成!
たったこれだけで、すぐに使えるお掃除スプレーの完成です。
スプレーするときは、よく振ってから使うのがポイントですよ。
お好みで香りをプラスするアレンジ方法
重曹スプレーは無臭ですが、エッセンシャルオイルを加えると、掃除中のイヤなニオイを和らげて、心地よい香りに包まれます。
特に、お風呂掃除は面倒に感じることも多いですよね。でも、好きな香りが広がると、気分よく掃除ができるかもしれませんよ。
おすすめのエッセンシャルオイル
- レモン → さっぱり爽やか、カビ予防にも◎
- ティーツリー → 抗菌・消臭効果が高く、お風呂掃除にぴったり
- ラベンダー → リラックス効果があり、気分もスッキリ
エッセンシャルオイルを加えるときの注意点
エッセンシャルオイルをプラスすることで、掃除が心地よくなる一方で、使い方に少し注意が必要です。
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- 水に溶けにくいので、よく振ってから使う
エッセンシャルオイルは水と混ざりにくいため、スプレーを使う前にしっかり振るのがポイントです。
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- 油分が残らないよう、掃除後にしっかり流す
お風呂場の床や浴槽にオイルが残ると、滑りやすくなることがあります。
スプレーを使った後は、お湯でしっかり流して仕上げましょう。
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- 使いすぎに注意(2~3滴でOK!)
エッセンシャルオイルは少量でも香りが強いので、入れすぎると逆にきつく感じてしまいます。
500mlの重曹スプレーには2~3滴で十分ですよ。
ちょっとした工夫で、重曹スプレーがさらに使いやすくなりますね。
保存の注意点とおすすめのスプレーボトル
重曹スプレーは簡単に作れますが、長期間保存すると効果が落ちてしまうことがあります。
作ったら2週間以内に使い切るのがおすすめです!
重曹スプレーを保存するときの注意点
- 直射日光を避ける(日陰やシンク下で保管)
- よく振ってから使う(重曹が沈殿するため)
- 密閉できるボトルを使う(空気に触れると効果が落ちる)
おすすめのスプレーボトル
- 扱いやすさ重視なら → プラスチック製ボトル(100均でもOK)
- おしゃれにしたいなら → ガラス製スプレーボトル(ただし割れに注意!)
お気に入りのボトルを選べば、使うたびに気持ちが少し前向きになるかもしれませんね。 掃除の負担が減るだけでも、ぐっと快適になりますよ。
お風呂掃除に使うときの効果的な方法
重曹スプレーは、お風呂のさまざまな場所の汚れに使えます。
でも、ただスプレーするだけでは汚れが落ちにくいことも。
そこで、汚れの種類に合わせた効果的な使い方を紹介しますね。
ちょっとしたコツを押さえれば、ゴシゴシこすらなくてもスッキリしますよ!
床や壁の石鹸カス・水アカに
お風呂の床や壁に白く残るのは、石鹸カスや水アカです。
この汚れは酸性なので、アルカリ性の重曹がしっかり作用して汚れを落とします。
効果的な掃除方法
- 汚れが気になる部分に重曹スプレーをたっぷり吹きかける
- 5~10分ほど放置し、汚れを浮かせる
- スポンジやブラシで軽くこする(力を入れすぎなくてもOK!)
- シャワーでしっかり流す
水アカがひどいときは、スプレーした後に重曹ペースト(重曹+少量の水)を塗ってからこすると、よりスッキリしますよ!
蛇口やシャワーヘッドのくすみ取り
蛇口やシャワーヘッドに白くついた汚れは、水道水に含まれるミネラル成分の固まりです。
重曹スプレーを使うと、やさしく汚れを浮かせて落とすことができます。
効果的な掃除方法
- 蛇口やシャワーヘッドに重曹スプレーを吹きかける
- 5分ほど置いてから、スポンジで優しくこする
- シャワーでしっかり流し、乾いた布で拭く
汚れが落ちにくいときは、重曹ペーストを塗ってからこすると、より効果的ですよ!
排水口のぬめり掃除にも活躍
排水口は、皮脂や石鹸カスが溜まってヌルヌルしやすい場所。
放っておくとイヤなニオイの原因にもなります。
そんなときも、重曹スプレーが活躍しますよ!
排水口のぬめり・ニオイ対策にはコレ!
- 排水口のゴミを取り除き、重曹 大さじ4~5 をふりかける
- その上からぬるま湯(40℃前後) をゆっくり流す
- 10分ほど放置してから、シャワーでしっかり洗い流す
ぬるま湯を使うことで、皮脂汚れが落ちやすくなり、排水口のぬめりもスッキリしますよ。
気をつけて!重曹スプレーが使えない場所と素材
重曹スプレーは便利ですが、すべての素材に使えるわけではありません。
場所によっては、表面を傷めたり、変色させたりすることがあるんです。
「知らずに使って失敗…💦」なんてことにならないように、避けたほうがいい素材を確認しておきましょう!
大理石・人工大理石
お風呂の床やカウンターに大理石や人工大理石が使われている場合は、重曹スプレーは避けたほうが安心です。
重曹は弱アルカリ性なので、天然石の表面を傷つけたり、ツヤを失わせたりする可能性があります。
おすすめの掃除方法
- 普段の掃除は水拭きで十分
- 落ちにくい汚れは中性洗剤を薄めて使用
- 掃除後はすぐに乾拭きしてシミを防ぐ
アルミ製の金属部分
お風呂のドアのフレームや、窓のサッシなどアルミ製の部分には重曹スプレーは使わないほうがいいです。
重曹とアルミが反応すると、黒ずみや変色が起こることがあります。
おすすめの掃除方法
- アルミの汚れは水拭き&中性洗剤で落とす
- サッシの細かい汚れは歯ブラシでやさしくこする
木製のバスグッズ(椅子・桶など)
最近は、お風呂で木製の椅子や桶を使う方も増えていますよね。
でも、重曹スプレーを使うと木の表面を傷めたり、変色したりすることがあるので注意が必要です。
おすすめの掃除方法
- 日常的なお手入れは水拭きで十分
- カビや黒ずみが気になるときはぬるま湯+中性洗剤でやさしく拭く
- 使用後はしっかり乾燥させると長持ち
コーティング加工された浴槽
浴槽の中には、汚れがつきにくいよう特殊なコーティングがされているものもあります。
この場合、重曹スプレーを使うとコーティングが剥がれてしまう可能性があるので、メーカーの推奨洗剤をチェックするのが安心です。
おすすめの掃除方法
- 普段は水拭きやシャワーで流すだけでOK
- 汚れが気になるときはメーカー指定の洗剤を使う
ゴムパッキンのカビ
重曹スプレーはカビ取りには向いていません。
特にゴムパッキンの黒カビは、重曹では取り除けないことがほとんどです。
おすすめの掃除方法
- カビが気になる場合はカビ取り専用洗剤を使用
- 掃除後はしっかり乾燥させてカビを防ぐ
重曹スプレーを使うときの注意点
重曹スプレーは安全で便利なお掃除アイテムですが、使い方を間違えると効果が落ちたり、思わぬトラブルが起こることもあります。
安心して使うために、気をつけたいポイントをチェックしておきましょう!
クエン酸やお酢と混ぜるのはNG!
「重曹とクエン酸を混ぜると汚れがよく落ちる!」という話を聞いたことがあるかもしれません。
でも、実はこの組み合わせ、意外と効果が薄いんです。
「えっ、そうなの?」と思いますよね。
実は、重曹とクエン酸を混ぜるとお互いの性質を打ち消してしまうので、思ったほど汚れが落ちないんです。
重曹+クエン酸の組み合わせがNGな理由
- 中和反応が起こり、洗浄力が弱まる
- 発泡してガスが発生するため、換気が必要
- しつこい汚れには単体で使ったほうが効果的
クエン酸やお酢を使いたい場合は、重曹と同時に使わず、別々に使用するのがポイントです。
重曹スプレーはカビ取りに使えるの?
「お風呂掃除に重曹がいいなら、カビにも効くのでは?」と思うかもしれませんね。
でも、実は重曹ではカビを落とせません。
カビ取りに向かない理由
- 黒カビの根が深く入り込んでいるため、重曹では届かない
- 重曹ではカビの色素を分解できません。
カビが気になるときの対処法
- ゴムパッキンやタイル目地 → カビ取り専用洗剤を使用
- 壁や床の軽いカビ → お風呂用洗剤で拭き取る
カビ取りには専用の洗剤を使い、普段の掃除には重曹スプレーを活用するのがおすすめです。
スプレー後はしっかり流して残留を防ぐ
重曹は自然由来の成分なので人体にはやさしいですが、掃除後に残ったままだと白い跡(重曹の粉)が残ることがあります。
しっかり流すためのポイント
- スプレー後はシャワーで十分に流す
- 蛇口や鏡についた重曹は、乾いた布で拭き取る
- 残りやすい場所(浴槽のフチや排水口周り)は、念入りにすすぐ
しっかり流しておけば、キレイな仕上がりになり、掃除の手間も減りますよ。
まとめ:重曹スプレーでお風呂掃除をもっと快適に
重曹スプレーは、お風呂のさまざまな汚れに使える便利なアイテムです。
強い洗剤を使わなくても、ナチュラルな成分でお風呂をスッキリ清潔に保てるのが嬉しいですね。
でも、正しい使い方を知っておかないと、効果を十分に発揮できないこともあります。
最後に、重曹スプレーを上手に活用するポイントをおさらいしましょう!
ナチュラルクリーニングで安心なお風呂時間を
重曹スプレーは環境にもやさしく、手肌への負担も少ないため、家族みんなが安心して使えます。
特に、小さなお子さんやペットのいるご家庭では、合成洗剤を減らせるのもメリットですね。
自然派の掃除方法を取り入れることで、お風呂時間がもっと快適になりますよ。
正しく使えば、お掃除がぐっと楽に!
重曹スプレーを使うときは、汚れの種類に合わせた方法で掃除するのがポイント。
- 石鹸カス・皮脂汚れ → 重曹スプレー+スポンジで軽くこする
- 蛇口やシャワーヘッドのくすみ → 重曹ペーストを塗って拭き取る
- 排水口のぬめり → 重曹を振りかけて、ぬるま湯で流す
ただし、大理石やアルミには使えないなど、注意点もあります。
また、カビ取りには向かないので、カビが気になるときは専用洗剤を使うのがベストです。
汚れに合わせた正しい使い方をすれば、お風呂掃除がもっと簡単になりますよ!
ぜひ今日から、重曹スプレーを活用して、快適で清潔なお風呂空間を作ってみてくださいね。
この記事のまとめ
- 重曹スプレーはお風呂の皮脂汚れや石鹸カスに効果的
- 大理石やアルミには使えないなど、注意点もある
- 正しく使えば、お風呂掃除がぐっと楽に!